「沖縄北部周辺で世界でも珍しいオススメのスポットってないの?」
「子供の夏休みの宿題のテーマとなるようなオススメのスポットってないの?」
この記事はそんな方に向けて書いています。
塩川について
沖縄県本部町にある塩川についてご紹介します。
塩川のおすすめポイントは、『沖縄とプエルトリコにしかない塩の川』、『塩川にしか生息しない生き物の観察ができる』の2つです。
沖縄とプエルトリコにしかない珍しい塩の川!
沖縄県の本部町の国道449号線沿いにある国の天然記念物に指定されている「塩川」。
全長300mほどしかなく小さな川ですが、とても珍しい塩水が流れる川となっています。
実際に水を舐めてみると、ほんとに「しょっぱい!」
すごくしょっぱいわけではなく、淡水と海水のちょうど間の塩分という感じでした。
(ちなみに寒い日の2月に訪れましたが、川の水がとても温かったです)
そして私が驚いた情報が、この塩水が流れる川が世界に2つしかないということです。
1つはこの本部町の塩川ともう一つはプエルトリコにあるそうです。
本部町とプエルトリコにまさかこんな共通点があるとは知りませんでした。
塩川にしか生息しない生き物の観察ができる
塩川の中をよく見てみると魚が泳いでいました。
この魚は淡水魚なのか、または海にいるような海水魚なのかという疑問も浮かびますね。
実は海水魚と淡水魚が混在して生息しているそうです。これには驚きでした。
またたくさんの種類の藻が塩川では見られますが、日本ではここでしか見られない「シオカワモッカ」という藻が生息しています。とても貴重な生態系を観察できるのはこの本部町の塩川と西インド諸島のプエルトリコのみです。
沖縄に住んでいる方はもちろん、日本にいるなら一度は訪れてみたい場所だと思います。
注意するべきところ
私も最初はとても山の奥まで行くと思っていましが、無料駐車場からすぐの場所にありますのでそこまで時間はかからないと思います。「塩川」という看板がありますが、あまり目立ってはいないので通り過ぎないように気をつけて訪れてみてください。
基本情報
場所: 塩川
住所:沖縄県国頭郡本部町字崎本部塩川原
営業時間: 24時間(街灯はありませんので明るいうち時間帯がおすすめです)
駐車場:無料駐車場有り(3~4台)
コメント