「沖縄北部で子供に自然について学ばせることができる施設ってないの?」
「沖縄北部の自然について知りたい」
この記事はそんな方に向けて書いています。
ウフギー自然館のおすすめポイントは?
正式名称は「環境省やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館」。
沖縄北部のなかでも自然豊かな国頭村にあります。
ウフギー自然館のおすすめポイントはこちら↓
- やんばるの自然について学ぶことができる
- クオリティの高い展示物
やんばるの自然について学ぶことができる
「やんばる」とは、亜熱帯の豊かな森が広がる沖縄北部のことを指します。
その中でも、ヤンバルクイナやノグチゲラなどの固有種などがたくさん生息している、
沖縄島北部の3村(国頭村、大宜味村、東村)をやんばる地域として、中心的に展示されています。
沖縄に生息している生き物たちの多様性について、展示物をみておどろいたのですが…
日本全体で確認されている生物の数の中で、鳥類は約半分、在来のカエルでは約4分の1が沖縄で確認されていて、
かなりの種類の生き物たちが沖縄には生息しているそうです!
いままで考えたこともなかったのですが、
なんで沖縄にたくさんの種類が生息しているんだろう?固有種ってどうやって生まれたんだろう?
そんな興味をそそられる展示物がそろっています。
クオリティの高い展示物
実は、こちらの施設に行こうと思って行ったわけではなく、
近くにある「道の駅 ゆいゆい国頭」でランチをした帰り道にたまたま案内を見つけて、
フラ~と立ち寄ってみたんです。
保護センターとなっていますが、動物はいません。
でも、本当に行ってよかったと思いました。
なので、動物が見れると思っていた方、引き返さずにぜひ立ち寄ってみてください!
入場料も無料です!(笑)
動物はいないと書いたのですが、「入口に動物が展示されていることがある」という口コミを見つけたので、
運が良ければ何かしらの生き物が見られるかもしれません!
入っておどろいたのが、展示物のクオリティの高さです。
なんで無料なんだろう…?
左側に地域の子供たちが手作りした新聞。
イラストや写真も交えて説明してくれてるので、すっごく分かりやすい。
右側には地域の人が撮影したやんばるの生き物写真や、やんばるに生息している生き物の種数についての説明などなど。
入ってすぐの展示物で、さっそく勉強になり、楽しくなっちゃいました!
特にすごかったのは、こちらのコーナー。
やんばるの生き物たちのはく製がたくさん展示されています!
ヤンバルクイナやカエル、ヘビなどリアルで少し怖いですが、
なかなか見ることができないので興味深々!
このアカショウビンという鳥は、
我が家だけの言い伝えかもしれませんが、「見ると幸せになれる」と言われています!
私も1度だけ見たことがあるのですが、ほんとに一瞬でした。。。
こんなにじっくりアカショウビンを見ることができるのは、きっとココだけです。
「にぎやかな夜の森」というコーナーは、やんばるの夜に見られる生き物についての展示があるようなのですが、
コロナウイルス感染予防のためお休みになっていました。
すごい気になる。。。再開したらもう一度行ってみようと思います!
他にも、やんばる地域で問題となっている事案についての展示もあります。
ただ暮らしているだけでは知らない情報がたくさんありました。
ネガティブな情報も知ることで、より理解が深まると思います。
映像で学べるコーナーもあります。
こちらは普段は「ゆんたくスペース」。
(ゆんたく = おしゃべり)
自然について知るのに役立つ本や資料を座って読むことができるスペースになっているのですが、
こちらもコロナの影響でおやすみになっていました。残念。
本や資料もすごい数ですよね?
子供の夏休みの自由研究なんかにも良さそうですよね!
以上、大人も子供も楽しめるウフギー自然館について紹介をしました。
私が行ったのは2020年7月12日だったのですが、現在はコロナの影響で臨時休館しているようです。
行く前に開館しているかどうか確認したほうがよさそうです。
HPを見るだけでも、かなり勉強になります!
ぜひ、やんばるの森に興味を持ってみてくださいね♪
基本情報
住所:沖縄県国頭郡国頭村比地263-1
開館時間:午前10時~午後4時30分
入館料:無料
休館日:毎週月曜日、祝祭日(みどりの日(5/4)及びこどもの日(5/5)をのぞく)、 慰霊の日(6/23)、年末年始(12/29~1/3)
駐車場:あり
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